シーリングワックス(封蝋)風のシールを、グルーガンのホットボンドで作ってみたという、今更感シリーズです。今更感のカテゴリー作ろうかな・・・。
篆刻のハンコは、すでに作って持っていた
今更感で、やってみようと思ったきっかけですが・・・以前、文房具屋さんに「篆刻セット」として
- 切りっぱなしのハンコ用の石
- それを彫る小さい彫刻刀
が売っておりました。これを基本知識も何もないままザクザク彫って作ったのがこちらです。
たまたまそういう石だったのか、彫った文字の形が単純だったというのもあるのでしょうが「素人でも彫りやすかった」のを覚えています。材料費も1,000円もかかっていないはずです。
おそらくは、表面をつるつるにするようなきちんとした下処理なども必要だと思うのですが「遊びでしか使わないのだし、ちょっと歪なくらいがいいか」と思いそのまま使っております。
つい先日、姪っ子に手紙を送る用事ができたため「よっしゃ!現代っ子に『THE 手紙』っつうのを送ってみるか!蒸気婦人もカッコイイの作ってるし。」という、非常に不謹慎かつ駄目な大人らしい発想になったのがきっかけです・・・。
熱で石が痛む?
この記事を書くにあたって「そういや、憧れの蒸気婦人は真鍮やら、エッチング液やらで、きっちり素晴らしいものを制作しておられるが・・・。
私が作る、石のハンコでやるって、ぶっちゃけどうなの?」と思い
ネット上だけの情報を調べてみたところ
- 熱で石が痛むのでは?
- 石からグルーガンが剥がれなくなるのでは?
といった意見も見られました。
今のところ、管理人のハンコにはヒビが入ったり、コレが原因で欠けたりということはないのですが、実験時にはどうぞ自己責任で。
拍子抜けするぐらい、あっさり出来た
- グルーガンのホットボンドを、クッキングシートに落とす
- ハンコに「飾り色用の金色スタンプインク」を押す
- そのままホットボンドに押し付ける
- 表面が冷えてきたら、剥がす
「剥がれなくなるのではないか?」という懸念もありましたが「飾り色のスタンプインク」が剥離剤代わりになったのかもしれません。綺麗に剥がれてくれました。
ちなみに、スタンプインクを付けない場合でも、綺麗に剥がれてくれました。「完全に冷えた状態」ではなく、ある程度柔らかい状態で剥がしてしまうのが良いのかもしれません。また、管理人のハンコは「表面をつるつるにするようなきちんとした下処理を何もしていない(細かい隙間や傷が残ったまま)」ですので、ホットボンドがそこまで入り込まず、ぺろんと剥がれてくれている可能性もあるようです。
THE 手紙
マルチタイプの強力接着剤を使って、手紙に貼り付けたのがこちら。このデジタルなご時世に、まあ~アナログかつ自己主張も甚だしいったらありゃしない。今度篆刻を彫るときはもっと違うデザインにしようと思った次第です。自分の名前って無いわwww。