商品化されてたら、間違いなく買ってた呪言花札
随分前に作っていたアイテムな上に、古いゲームで恐縮です。アトラスお得意の「学園生活ベース」のジュブナイルゲーム。花札をモチーフとした學園ジュブナイルアドベンチャー+RPGです。(トップがFlashなので、見れない方もいるかも)
TRPGも出ていたようで、もっとこの世界観に浸っていたかったな・・・。
『九龍妖魔學園紀』や『ペルソナ』シリーズを手掛けたスタッフが、ディレクションやシナリオ、キャラクターデザインを担当している學園ジュブナイルAVG+RPG。東京・新宿を舞台に、人類にとっての厄災”カミフダ”を回収する”封札師”たちの姿を描く。物語は1話完結形式となっており、各話はシナリオパート、自由移動パート、ダンジョン探索パートの3つで構成されている。シナリオパートは登場人物たちとの会話を中心に進行し、相手の問いかけに対して9つの感情を選んで気持ちを伝える”感情入力システム”によって相手との絆を深められる。自由移動パートでは、學園内や新宿の街を自由に探索することで情報収集やアイテム回収が可能。ダンジョン探索パートでは、花札や仲間の力で異形の”隠人(おに)”を倒しながらさまざまな謎や罠をクリアしていく。
(Amazonの紹介文より)
特筆すべきは「呪言花札」
ゲームに関しては操作性やストーリー分岐に賛否両論ありましたが、特筆すべき部分はその中に登場した「呪言花札」です。手持ちの生活雑貨に花札の効果を与えて武器として使ったり、攻撃範囲や攻撃特性を変化させたりと、主人公の冒険をサポートするアイテムとして登場します。
花札は「48枚のすべて異なった絵柄」がありますが、これをこの作中では「美しい絵柄」ですべて書きあげていました。当時は「たのみこむ」でも、花札商品化を要望していた声もあったような・・・。
コンビニのカラーコピーのレベルの高さに乾杯
当時、東京鬼祓師の画集を買ったところ、その絵柄が綺麗に書かれているページがありました。
市販の花札を、お習字用の墨汁で表裏真っ黒に。
そして花札の描かれているページを近所のコンビニで「カラーコピー」して、真っ黒な花札に貼り付けたのがこちら。
近所のコンビニのコピー機のレベルが高かったのでしょう。色合いなども問題なく出力してくれました。
花札自体が堅牢かつ、カラーコピーがしっかりしてるので、遊べます
任天堂の花札の絵柄しか覚えていないので「猪鹿蝶」のような特徴的な札以外は、瞬時に見分けがつかずに苦労はしたものの。もともとの花札自体が堅牢な作りをしているようなので、座布団の上に「ぺしん!」と叩きつけても、問題なく遊べましたよ。
紙の分だけ厚みが増して、綺麗にしまえない・・・
ええ、わかってますとも。紙の厚さ分、花札を積んだ後高くなってます。蓋に深みがあるので、そうほいほい蓋がはずれることはないんですけどね・・・。