今回の記事の工作には「AI生成の画像」を使っています。そういった文化や技術に嫌悪感を持つ方は、ご覧にならないほうが良いかと思いますので、自己判断でお願いします。
作業としてはシンプルすぎたので、上げるのを忘れてました
毎年恒例の作業になっており、とにかく忙しかった!というのもありましたが「スタンピングリーフの転写で、今更感の工作だしなあ。」と思い、記事にするのを忘れてしまっていたのもあるんですが・・・。
AI生成画像を使った所感を、書き残しておきたかった
自分はデザインというものが出来ません(あくまでPhotoshop、Illustrator、Premiere ProなどのAdobeあたりを触れるだけ)。ただ、ウェブの隅っこでEC管理やら、SNS管理やら、動画編集やらで喰わせていただいていると「ちょっとしたデザイン」というものを、慢性的に対応しつづけるのが事実、だと思っております。
単純に自分の職場にデザイナー少なすぎるだけかな。
そんな中、じつにCanvaにはお世話になりっぱなし!蒸氣亭角部屋の工作でも、仕事でも、Pro版でフル活用しています。
やっぱりすごいよCanva
テンプレートが豊富
たとえば、突然「居酒屋さんのチラシ」を頼まれたら、テンプレートで「居酒屋」と検索するだけで、あれよあれよと、イカしたテンプレートがわんさと出てきてくれて、イメージ構想の手伝いをしてくれます。
素材が豊富
写真・画像・音楽など、コンテンツ制作に必要な素材がわんさとあり、自分でベクターデータから作る必要がほとんどなくなりました。写真・画像・音楽など、コンテンツ制作に必要な素材がわんさとあり、自分でベクターデータから作る必要がほぼ無しで助かります。
最近では天下の「いらすとや」も素材に参戦!助かるぅ・・・。
ブラウザで完結
自分の一番評価が高い部分は、これですね。
仕事柄PCを何台か渡り歩かねばならないのですが「必ずしもクリエイティブなPCばっかりではない」のです。自分の仕事・趣味領域(EC管理やら、SNS管理やら、そんなに長くない動画編集やら)ですと、重たさも感じること無く、OS違い気にならずに作業できています。
画像の細かい修正などは、まだ技術的に出来ないようですが「ある程度Adobeが使えて、でも会社があてがったPCのスペックが低すぎて、Adobeがやったら遅いユーザー」なら!なら!!この利便性が解ってもらえるのではないでしょうか?!会社PCスペック上げて!!
画像生成にCanvaのAIを使いました
2023年の年末に「2024年のほぼ日手帳、どっすっかなー。書くこと増えたし、またカズンに戻らなきゃなー。MOTHERシリーズ良いよなあ。でも魔導書作りたいなー。いいデザインないかなー。」と、ロフトをフラフラしていたら・・・。
もう、本になって、売ってたんですね!知らなかった!もうこれで厚紙だの両面テープだので、本にしなくて済む!
材料、使ったツールなど
- ほぼ日手帳HON(ネイビーのスラッシュデザイン)
- スタンピングリーフ
- つや消しスプレー
- 角金
- 合皮テープ
- CanvaPro
- Photoshop
デザインは、気に入っている指輪からヒントを頂きました
ところで、厨二病アイテム好きな管理人ですが、こんな指輪を慢性的にはめています。
死神!カラス!(※記事を書くために見直すまで、本当にカラスだと思いこんでいました。カラスではなくイーグルです)おおおおたまらん厨二病感!これをモチーフにして魔術書を作ろう!・・・とデザインをCanvaで進めたのですが・・・。
AI生成画像で、好みの画像を作る
Canvaでも死神、カラス、各々の素材は数多とあるのですが「雰囲気が近しい素材を、組み合わせる」ことがうまく出来ず、詰んだか・・・と思っていましたが。
ああ、AIに手伝ってもらおう。
と、すでに昨年から実装されていたCanvaの生成AIに、画像を作ってもらいました。
一気に変えるのではなく、微調整を繰り返す
何度か繰り返すうちに、プロンプトのコツが解ってくるようになってきて、最終的には「ステンドグラス風の釜を持った死神」「スタンドグラス風の骸骨に乗っているカラス(くどいようですが、デザインの元となった指輪はイーグル!!)」のようなプロンプトを調整しつつ出力。
雰囲気も近しく、スタンピングリーフの転写に耐えうる線の太さの、美しい画像を生成することができました。
画像調整して、いつもどおり白黒反転
買ったほぼ日手帳HONは、表紙にスラッシュ(/)が書かれているので、これを逆に利用するデザインにしようと考えながら、Photoshopで画像を加工していきます。
- 白黒に補正
- スラッシュに合わせて、白黒反転デザイン
- ついで裏表紙も、白黒反転デザイン
- ほぼ日手帳HON本体に、つや消しスプレーをかけて、アイロンで密着
- 縁に角金を装着、合皮でペン差しをくっつけて完成
メメント・モリという、そりゃあ痛々しい文言も書き加え「あー、間違いなく即死魔法の魔導書だな。もしくはそれを回避する回避方法についての指南書か?」というデザインに仕上がっていきます
過去に何度もやった流れと変わりなく、つつがなく・・・と思いきや!
下地の画像は、ちゃんと測定しましょうね
管理人の工作は、かなり見切り発車が多く、今回もその甘さが最後に出てしまったのですが「HONの表示のスラッシュ(/)が、当然45度だろう」と疑いもせず、作業をすすめていたのです。
そのため表紙側は、少しデザインが斜めにズレました・・・。
AI生成に感謝 上手に付き合いたい
この記事を書いている今日では、AI生成技術の是非について、記事を見ない日はないといっていいほど、その是非と使い方について意見が飛び交っています。
自分は趣味はもちろん、仕事でも生成AIの力を借りないと、うまいこと回らないのが事実で「皆がちゃんと、使い方とかに向かい合えばいいのに。」と思う日々が続きます。
とはいえ「AI生成について、こんなユルい考えで正しいのか?」と思う中で、たまたま「こんな資格勉強、どうよ?」という機会に恵まれます。
「突然、ChatGTPは生み出されたわけじゃないのかー。」「ほうほう、過勉強ねえ・・・。」となかなかに面白く、歴史と基本の触りを学ぶことが出来ました。
AIというより、(厳密には違いますが)自分の中ではロボットに置き換えての勉強になってしまい、なにが面白かったって、これ学ぶと「ドラえもんの鉄人兵団、新旧どちらも、ものすごく面白くなる」んで、是非学んでみてはいかがでしょうか!?