念願のチェキを手に入れたは良いんですが

以前より、富士フィルムのチェキは欲しくて「早くスマホ画像が転送できるようなタイプ、出ないかなー。」と首を長くして待っていましたが、ついにその機能が付いた機種「instax mini Evo」が発売!
撮影という行為が面白くて、普段から持ち歩くようになっていたのですが・・・。
やっぱり好きな色で、持ち歩きたいなあ
という、まあいつもの悪い願望が出てきます。
最初の頃は「プラスチックカバー」に、真鍮カラーのような塗装をし、ジャンクパーツをつけて満足していたのですが、いかんせん「一回り大きくなってしまい、携帯し辛い大きさ」になってしまい、持ち出しが億劫になってしまいました。
「どうしようかなあ。チェキ本体に色塗っちゃうかなあ。でもチェキ本体への塗装は『どんな細かいところに塗料が流れ込むか、分からないから危ない。』って、とし工場長も言ってた気がしたしな~。」と、悶々と半年ほど過ごします。
チェキ「instax mini Evo ブラック」の実機をよくよく見てみると
- 殆どが「黒いプラスチック体」での作りになっている
- 「銀色部分」が塗装されている
つまり「銀色部分の塗装を、どうにかして」リペイントすれば、好みの雰囲気になるかもしれないのではないか?と、思いつきます。
使ったものなど
- チェキ本体
- 塗料はがし剤
- アクリル絵の具
- 1/4インチのネジ
- とし工場長のカッコいいアイテムの数々(ありがとうございます)
ああやっちゃったよ、塗装剥がし、そして恐怖

さっそく近所のホームセンターで、塗料はがし剤を買ってきて、銀色部分の塗装を剥がしていったのです、が!!
とし工場長の言っていた『どんな細かいところに塗料が流れ込むか、分からないから危ない。』は、本当でした。かなり神経を使ってすこしずつ、はがしていったつもりでしたが「えええええ?!こんな奥まで、はがし液が入り込んでる!!」と、何回ゾッとしたことか。塗装はがしの時点で、すでにサポート外の状態ですから、思いの外神経をすり減らしました。・・・こんなことやらないほうが良いです。
これも怖い、塗装部分をヤスリがけ
これも、細かい粉が中に入り込む恐怖がありますから、あまりやりたくはないのですが「塗料の食いつき」も考えて「やすっては、表面を拭いて、やすっては、表面を拭いて」の繰り返しで、大変面倒な作業でした。

三脚ネジ部分に、ネジつける
ところで、チェキはれっきとしたカメラですので「1/4インチの、三脚固定用のネジ穴」が付いております。
せっかくだから、演出に使わない手はない!と思い「真鍮風にレジンで塗装した、1/4インチのネジ」を作って、取り付けておくことにしました。

汎用性の高い、とし工場長のアイテムの数々
次に、もともと銀色だった部分を、ゴールドでウェザリング塗装の作業に入りますが、ただ塗るだけではつまらない。ただし持ち歩くのに影響が出ない程度の装飾は付けたい・・・なにかないか・・・と悶々と作業をしていたところ。こんなパーツを買って持っていたことを思い出します。


こちらのリングと、二連レンズは「錬成機械工業 とし」の、とし工場長が作られたアイテムです。
メガネなどにサッと付けるだけで、あっという間にスチームパンク感たっぷりのアイテムに早変わりという、かなり汎用性の高いアイテム。
はて、この形は・・・もしかすると!
なんと!instax mini Evoのレンズエフェクトのダイヤルに、リングパーツがピタリとハマる!


instax mini Evoには「レンズエフェクト」という機能が付いており、レンズを回転させることで色々なエフェクトを楽しむことが出来ますが、そのレンズ回転部分に、とし工場長の作ったアイテムが、ピタリとハマることが判明!
レンズを付けると、なんだかスコープドッグみたいで雰囲気が増します。

ところで、1/4インチネジを装飾の一つとして取り付けたのですが、これが思いの外、使いやすくなる効果を発揮してくれています。
というのも「チェキ撮影時」に、このネジに指をひっかけることで、本体を安定させて撮影しやすくなるという結果に。
ちゃんとしたレンズなので、面白い画像になります
とし工場長の2連レンズは、ちゃんとしたレンズが入っています。なので実際に画像を移すと、珍妙な画像になって、これはこれで面白いです。
1つだけチェキのレンズに重ねた場合は、こちら。

2つレンズを重ねた場合はこちら。ちゃんと調整すれば、ミクロレンズとして使える、かも。

普段はこの感じで、持ち歩き

普段は、ポケットやバッグにそのままチェキを放り込んで出かけることが多いので、ネジとリングだけの装備だけのことが殆どで、2連レンズはイベント参加時などに装着しています。2連レンズはクリップで取り付けができる「お気軽装備」なので、装着が簡単なのも、本当にありがたいです。
塗装が怖くて、金マッキーも試しましたが
ところで、最後のウェザリング塗装の前に、金マッキーで塗装をしてみています。ただ塗り方が悪かったのか、相性が今一つで「すぐ剥がれやすい」結果に。このため金マッキーも塗った後、はがしています。
こんなに剥がしたり塗ったり剥がしたりしてて、よく壊れないでくれたものです・・・。大事にしますからね・・・。

まあ・・・。こんなふうに色剥がしたり、塗ったり、剥がしたり、塗ったりする前に、最初からこっちの「TITANIUM GOLD(チタニウムゴールド)」を買っとけって話ですよ。
なんで買った直後に、これ出るかね・・・。