イベントを手伝う話【名古屋スチームパンク交流会】最終回
手伝いの話最終回は「裏方に徹底した当日のこと」についてです。
手伝いのお話 第一回目はこちら。
手伝いのお話 第二回目はこちら。
手伝いのお話 第三回目はこちら。
手伝いのお話 第四回目はこちら。
- 記録と言うよりは、個人的な備忘録の意味合いが高いです
- 天気予報は大ハズレ!大快晴!!
- スタッフ、出店、ワークショップ、演奏含めて総勢80名以上の大交流会に!
- スタッフや裏方≒『参加できない残酷さ』と戦う
- 裏方仕事「更衣スペースの設営」レンタルスペースALBE(旧アトリエグラフィアレンタルスペース)のスタッフさんありがとうございます
- 「裏方として」もてなす
- 鏡でファッションチェックを楽しむ客人たち
- 更衣スペースに「個室」があってもいいかなあ
- おいおい?号外が足りないって?!
- ここで大活躍!セブンイレブンネットプリント
- でもごめんなさいね。二部の時に置いてたのはA4で小さめです
- ウエットティッシュがハケて助かった!
- さて、会場の雰囲気は・・・・?
- おいおい!悪役連合が乗り込んできたって?
- 大陸の茶ってのは、あんなにいい香りがするもんなんだなァ
- 巫オーナーってば、水も滴るいい男を抱えてんな?
- 宇宙世紀の機工士が指南に来てくれていた!
- かしこまらないジャズってのは俺たちにぴったりだ
- あの蒸気婦人からワイ・・・いやいや、心付けまでもらっちゃったよ
- まだまだ続くよ裏方作業 是非アンケートよろしくお願いします
記録と言うよりは、個人的な備忘録の意味合いが高いです
さぁて、紳士淑女の皆様お立ち会いィ。
ここからは「名古屋歯車新聞」の特派員の「名古屋スチームパンク交流会」の見聞録・・・といいたいところなんだが、俺も甘ちゃんでね。成り行きで裏方を手伝うことになっちまってさ。
あまり見聞録とは行かないけれど『名古屋人』として次につなげたいからこそ、ここに書かせてもらうよ!
天気予報は大ハズレ!大快晴!!
週間予報では、週末は雨・・・。おやおや、紳士淑女の方々は衣装や装備品を濡らして見えるのかい?お天道様も酷なことをするじゃないか。名古屋人として『もてなす』前に本末転倒だよ・・・・。
と思ってたけど、どぅだい!驚くほどの快晴じゃないか!誰なんだい晴れ紳士?晴れ淑女?
(管理人はハンドルネームが晴ですが、親族に法事のたびに嫌がられるほどの雨女です)
さぁて出陣・・・。そういや、巫オーナーから「潜入調査の許可」と引き換えに、スポンサー名義の『半湿手拭き壜(ウエットティッシュ)』の発注と運搬を頼まれたんだが・・・ちょいと重たいんだ・・・。
スタッフ、出店、ワークショップ、演奏含めて総勢80名以上の大交流会に!
そういや、更衣室に居た裏方に話を聞いたんだが、どうやら(管理人が当日の2時間前に名札印刷をやり遂げた時点で、そりゃ分かってましたが・・・)総勢80名以上の大賑わいときたもんだ!
どうやら募集をかけたときにゃ「ああ、人が集まるのだろうか・・・?」と萎縮していたらしいじゃないか。そんな不安はどこへやら!ってなもんだ。
スタッフや裏方≒『参加できない残酷さ』と戦う
イベントは無事始まったらしいが、裏方に聞いた情報だと、どうやら人手はギリギリだったらしいじゃないか。
「交流会の実働スタッフのほとんどが、出店も兼ねている」らしいし、裏方は荷物番として張り付きだとさ。
出店兼スタッフも「技術交流(ワークショップ)にお客として参加したい!」という要望もあったらしいが、そりゃなんとも気の毒だなあ。
まあ、今回こんなに「名古屋の同胞」も来てくれたんだ。次の開催時には「補助・交代要員」として、もっと多くの名古屋の同胞達の力を借りていけばいいだろ?今後の課題と思えばいいさ(至らないところが多くてごめんなさいねえ)。
それによォ、裏方も裏方で楽しんでたぞ?「完全な裏方だから出来たことや、学ぶことも多かった」なんてさあ。それはまあ後ほど。
裏方仕事「更衣スペースの設営」レンタルスペースALBE(旧アトリエグラフィアレンタルスペース)のスタッフさんありがとうございます
俺も早めに会場入りしちゃったからさあ。裏方の設営を手伝ってやったんだが、いざ仕切りを設置して更衣室の設営を開始したらしいが、なんてこったい!会場の仕切りは「鏡」が貼ってやがる。
「・・・おいおい、仕切りと壁が合わせ鏡で、奥まできっちり見えてる!全然更衣室の意味をなしちゃいねえ・・・。」
と、青ざめてたらレンタルスペースのお嬢さんが「だったら、これ使ってくださいよ。暗幕も白幕も
なんだったら床マットも敷いていただければ、更衣スペースっぽくなりますよ!」
・・・とまあ、色々な物品を貸し出してくれたじゃないか。あんた機転が効く淑女様だねえ!ついでに設営も手伝ってくれちゃってさあ・・・。騒がしくしてたのに本当に助かったよ!なかなか使い勝手の良い会場だったと思うぞ?
「裏方として」もてなす
「荷物番?おいおい裏方さんよ。告知の電子瓦版にゃ『自己責任』を告知してあるから大丈夫だろ?」と思ったんだがねえ・・・。
更衣室兼、荷物置き場と同じフロアにゃ『フリースペースの構造』のせいもあるんだろうねえ。「イベント以外の客人」もちらほら見えるんだ。また今日のために紳士淑女も気合を入れて、装備品や着飾ってきてくれたんだ。荷物の数もちょいとばかり多かったねえ。
こりゃ裏方も俺も、いざ目にしちまうと「ああ、あちこちに迷惑がかからないように、これは見張りをしないわけにはいかねえなあ・・・。」という心持ちさ。
そして思うんだよ、名古屋人として。「形だけの荷物番すら居なかったら、客人達は安心して楽しめていたのかね?」とってことを。
「俺も名古屋人だからよ・・・『もてなす』ってことで、腹くくるぜ!」と思ってよ。裏方と一緒に『更衣スペース誘導』兼『荷物番』として、ほぼ更衣スペースでのんびりさせてもらってたんだがな・・・。これが意外にも得るものが多かったよ。
鏡でファッションチェックを楽しむ客人たち
「更衣室の意味をなしちゃいねぇ」という壁も鏡だらけの更衣室だったけど、これが「残った鏡たち」が面白いほどに「出撃前のファッションチェック」に役に立ってるじゃねえか!
「鏡がある」ことで、会場に出撃する「前」から客人達が楽しんでいることが解るんだよ。
ファッションチェック中に「会場と違って、静かなスペース」でお話することも出来たりしてさァ。『客人達の満足度を高める』ってことを考えると、いい環境じゃないか。
それに会場みたいに「うるさくない」から顔見知りの客人に「おっ、今日は来てくれたんだな?ありがとよ!」と久しぶりに話もできたし「アラぁ?特派員さん・・・時空を超えた楽団の潜入調査にも来てなかったですか?」なァんて話もできたのさ。さぁてなんのことやら?
こりゃ静かな所に待機していたからこその特権ってもんだね。
更衣スペースに「個室」があってもいいかなあ
中にはシャイボーイやうら若き乙女はもちろんのこと、さすが時空を超えた交流会だね。けったいな異形の客人も多くて「荷物置き場で装備だけ交換」している客人も居たんだよ。
どうせならもっともっと個性的な連中にも楽しんで欲しいだろ?「着替えに個室」があっても面白そうだなって思ったよ。
おいおい?号外が足りないって?!
一部が終わりそうな頃、ちょっとだけ会場に入らせてもらったんだがね。
「特派員さん。号外はもう無いの?」とスタッフからの一言・・・おいおい?(単なる小道具だったのに)そんなに面白がって持ってってもらったのか!そりゃブン屋として冥利に尽きるってもんさって・・・まだ一部だぞ?!号外が足りないのは大問題だ!
ここで大活躍!セブンイレブンネットプリント
号外が足りないからって諦めちゃ「名古屋歯車新聞」の特派員の名折れってもんだ。
さぁて皆聞いてくれ!俺が思いついた奇策ってのは「ネットプリントを使って、号外を近所のセブンイレブンで印刷できないか?」というアイデアさ。
実は、コワーキングスペースで「号外の試作品」を出力をした事があるんだ。その印刷データはPC間の移動にUSBメモリを使うのが面倒だったんでねえ。
「オンラインストレージ」経由で印刷データを移動させてたんだ。
「まだオンラインストレージにデータは残ってるはず!そのデータをうまくネットプリントに移動させる術があれば・・・!」と
裏方と俺で盛り上がった!(実際は管理人一人で盛り上がってました)
そしてあった!
セブンイレブンのネットプリントは
「スマホアプリ」経由で、有名所のオンラインストレージデータなら
うまいことデータを移動させる事が出来るって寸法さ!
早速データを移動して、裏方にセブンイレブンに走ってもらったよ。まさかモノグサがこんなところで役に立つとはねえ・・・。
でもごめんなさいね。二部の時に置いてたのはA4で小さめです
ただなあ、裏方の手持ちの小銭で最大限枚数で印刷出来たのが、ちょっと小さめの紙でね。
だから号外は2種類のサイズが存在することになるんだ。大きめのA3をもって帰れた客人は運がいいんだぞ?
スポンサー様の「唐繰屋九太郎@兼九商店」 と、「盤蒸@馬野胡東風」のためにしっかり拡散してくれよ!
ところで、こんなマヌケで慌ただしい増版作業を
裏方と荷物置き場でモソモソやってたらよ。
おいおい!著名な時間旅行者にこんな裏方エリアで会えるたぁ驚きだね!
大湖畔の都の淑女の「Natsuko女史@NatsukoCoral」と、そのお付きのキャメラマン紳士「とげなし氏@TgNothingTgTg」がお目見え!
ゆっくり話ができる機会に恵まれたんだ。俺みたいな小物に声をかけてくれるなんて、相変わらず粋なお人だねえ。
そしてこういった「イベント開催の重要ポイント」など伝授までしてもらってよォ。ちょいと優雅な時間をすごさせてもらったよ。
ウエットティッシュがハケて助かった!
『半湿手拭き壜(ウエットティッシュ)が好評だよ!』というスタッフからの話はソリャ驚いた。スポンサー名を入れる事が急に決まったんでね。「2日で塗装を仕上げたから、すぐ色が落ちるぞ?」って業者に言われてさあ。開閉口の塗装も甘いような物で喜んでいただけるとは。
「・・・そういや、あれ重いの持って帰るの、面倒だなァ。どうせなら客人達に『じゃんけん大会』でハケてもらえりゃ、帰り道ラク出来るんだがなァ・・・。」っていう本音はちゃーんと隠して、巫オーナーに提供をお願いして、最後のイベントを見守らせてもらったよ。
さて、会場の雰囲気は・・・・?
巫オーナーに聞いた所によると、暖房を冷房にすぐに切り替えるほど熱気で溢れてたらしいじゃないか。
見てくれこの珍妙な発明品の数々!
名古屋スチームパンク交流会の最大のスポンサーでもある「唐繰屋九太郎@兼九商店」の作品。
号外にも書いてあった「ノスタルヂィとハイテクの融合」のウリ文句に間違いは無いねえ!九太郎兄ィの発明品は、レトロなデザインなのに、今日に十分使えるイカしたアイテムばかりさ。
それと皆知ってるかい?会場に置いてあった、使い勝手の良い「ダストボックス」だが、あれも九太郎氏のお手製ときたもんだ!さすがは発明家ってのは「気の利かせ方」ってのが、俺たち凡人とは違うよなァ・・・。
おいおい!悪役連合が乗り込んできたって?
ぶったまげたよ!どうも最近名古屋で勢力を伸ばしているあの悪役連合@akuyaku_tokaiの連中が大集合してたらしいじゃないか。
んんん?よく見りゃスポンサーであるはずの盤蒸のディーラーと、その常連によく似たお人が居るようだが・・・?
おおっと、俺も命が惜しいんでね。この程度の書付にしておくよ。
大陸の茶ってのは、あんなにいい香りがするもんなんだなァ
残念ながら、中国茶商人Eve嬢のお茶にはありつけなかったんだが、茶葉を片付けてる時に通りすがったんだが「ふわっ」といい香りがしてたよ。茶器もシャレてて、さぞかしオツな味だったんだろなあ。こんどはご相伴いただきたいもんだゼ。
巫オーナーってば、水も滴るいい男を抱えてんな?
バー「かんなぎ亭」のバーテン。これがまたいい男っぷりだねェ?タレコミによると「ジャズの音楽に合わせて、シェイカーを振ってた気遣い(そりゃリズムに乗ってただけなんじゃないかい?)を見せていた」らしいし、バーテン兼執事だなんて、大した技量だ。
宇宙世紀の機工士が指南に来てくれていた!
もちろん名古屋人なら知ってるよな?名古屋は宇宙世紀文化の発祥の地(名古屋テレビといったらガンダム)ってことも。
その宇宙世紀文化っていう別次元の機工を得意とする機工士様「リョータ先生@puramo_ryota」が、わざわざその技術を指南してくれてたそうじゃないか。
どうも普段から機工や塗装の先生をすることが得意らしく、飛び込みの客人たちのもてなしも
随分手慣れてたって話じゃないか。ありがとうよ機工士先生(サイコザクのパイプ指南ありがとうございました)。
かしこまらないジャズってのは俺たちにぴったりだ
音楽ってのは蝶ネクタイでもして聞くもんだと思ってたが、まったくもってかしこまらない「シャレたジャズ演奏」は大好評だった!!
バンドの連中に「また呼んでくれ!」なんて言われて、恥ずかしいやら嬉しいやらさ。
あの蒸気婦人からワイ・・・いやいや、心付けまでもらっちゃったよ
賄賂?野暮だねえ。心付けに決まってるだろ?
名古屋の蒸気婦人様といったらァ、大富豪様なんだからよ。みんなも頂いたクチだろ?
さて、俺みたいな小物ブン屋の書けることなんて、これぐらいなモンさ。
まだまだ続くよ裏方作業 是非アンケートよろしくお願いします
お客さんの荷物が、ど う し て も気になってしまうという小心者でしたので、あまり参加できずに裏方にいたわけですが・・・。
お客さん達が着替えて「笑顔で帰っていく」のを見ていると「これで良かったのだ!!」とつくづく実感したのです。
というのも、管理人はインターネッツの隅っこで「ウェブ解析(サイトのここが駄目だよあそこは良いよ、リアルの集客から考えたらこうした方がいいかもしれないよという分析)」のような仕事をしております。
今もっぱら勉強しているのは「実店舗もネット店舗も、どうやったらお客さんに買い物という行為を満足してもらえるか?」ということです。
主に女性は物品を購入するときに、その物自体の価値だけなく「購入する前、購入した後」の体感すらも、評価の対象にするとのこと。きれいなラッピングでプレゼントが包まれてたら、そりゃテンションあがりますよね?
今回の名古屋スチームパンク交流会の場合は
- 「更衣室のでっかい鏡でファッションチェックを楽しむ・荷物を(申し訳程度ですが)見張ることで安心してもらう=参加する前の体感」
- 「号外・ウエットティッシュのプレゼント=参加した後の体感」
などが「笑顔で帰っていく」ことの一つになったのだと信じたいところです。
とはいえ、号外ほしかったのにーというTweetも散見しましたし、すべてのユーザーが満足しているわけでもありませんから、部数確保などこれまた今後の課題とさせていただきます。
最後に一言。たーのしかった!!!