本当はこれがほしい・・・
水筒を探している真っ最中で、本当ならこれがほしいのですが・・・。
ちゃんとしている入れ物で、厨二病ストライクにカッコいい!ただし、量の少ない水筒を探しているということと、人気商品ということもあり高嶺の花・・・。購入をこの時点で一旦諦めます。
近くのスーパーで「たぎる入れ物」でお酒売ってました
なんか丁度いいもんないかなーと近所のスーパーをフラフラしていると、お酒売り場でこんなお酒を発見。
蓋付きの酒瓶!厨二病ホイホイなアイテムですねえ。
こういった入れ物は「アウトドア」アイテムが売っているエリアでなければ売ってないと思ったのですが、澄ました顔してお酒売り場に置いてありました。
こちらのお酒の本体はステンレス、蓋と蓋の蝶番はプラスチック。
早速中身を美味しく頂き、厨二病デザインに改変する作業に取り掛かります。
不老不死って言ったら、人魚の肉?
どうせなら「うわ、ひでぇ」と言いたくなるような振り切った設定のデザインにしてしまおうと思い、今回は賢者の石やエリクサー、ポーションみたいな「不老不死、ついで若返りする飲み物(の入れ物)」を作ることにしました。
今回は、昔話で読んだ「八百比丘尼」の話をモチーフに「人魚の肉から作られた薬」という設定でデザインを考えます。
使った道具やらなにやら
・蓋付きお酒の瓶(スキットルボトル類)
・合皮(フェイクレザー)生地
・強度の強い両面テープ
・スタンピングリーフ
・アイロン
・つや消しスプレークリア
・コピー出力できる環境(セブンイレブンのネットプリントなど)
パッケージを剥がすのに手間取った!
スーパーで買ったスキットルの酒瓶。
こちらは携行用に作られているためなのか「もともと貼り付けてあるパッケージのシート」を剥がすのに、もんのすごく手間取りました・・。なんどまっさらなやつを買ってこようと心折れそうになったことか。
酒瓶のパッケージは、両面テープのようなもので「ぴっちり」貼り付けてあったのですが、これが固くしっかりとしたもので、今思えば縁に「ミシンでちゃんとステッチ」もついてて、完璧なまでに出来上がっているデザイン。
よくよく考えたら「印刷だけうまく落として、スタンピンクリーフ密着させるだけ」の方がよかったかもしれない 。
いつもありがとうございますデザインカッツ様、コリス様
まずは瓶に合わせたデザイン作成。
フレームや模様をゼロから作るのは手間ですし、シロートで「見れるレベル」にまで引き上げたデザインを作るのは至難の業。
手帳工作でも重宝したDesign Cuts(デザインカッツ)で購入したベクターデータの素材から、飾りフレームを拝借して、デザインを考えます。
あと、安売り情報をわかり易く解説いつもありがとうございますコリス様。デザインだけじゃなくてコーディングとかも、マルチに情報助かります。
白黒反転して、コピー出力後、アイロンを使ってはりつけ
この辺の作業は、まいどまいど先駆者様達のやり方を参考に「合皮にスタンピングリーフを貼り付ける」流れで
- 「貼り付けたいデザイン部分」が残るよう、デザインした画像を白黒反転させ、コピー機で出力
- 出力した紙の上に、スタンピングリーフを乗せて、アイロンをかける
- つや消しスプレーを、合皮に噴霧する
- その上から「貼り付けたいデザイン部分が残ったスタンピングリーフ」を重ね、アイロンをかける
とおなじみの作業です。
これ、なんて書いてあるの?越幾斯?
エキス(漢字では越幾斯と書く。エキストラクト(オランダ語: extract)の略から由来する)とは、動物や植物などの成分を水、エタノールあるいは水とエタノールの混合液に浸出させた液体を濃縮したもの。軟エキスと乾燥エキスがある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
医薬品や、加工食品の材料などに使われる。
「液体とはいえ、人魚肉スープだとちょっと違うだろ・・・。」と思い、なにかいい表現はないか・・・と探した結果、「エキス(越幾斯)」という字を使ってのデザインとなりました。
合皮密着に接着剤を使うことは、はなっから諦めており「強度の強い両面テープ」で酒瓶と合皮を密着させます。
今の所、結露で剥がれるようなこともなく使えています。
完成!人魚肉越幾斯(セイレーンミートエキス)
越幾斯(エキス)の他には、希臘(ギリシャ)だの、アテネ(雅典)だの書いてあります。
ポセイドン神殿近くのスニオン岬あたりの人魚を捕獲して、エゲツないことをして作ったエキス・・・という妄想アイテムです。変若水の効果まであるそうです。
なお、内容量は200ml。
間抜けなことに、合皮を切断しすぎて寸足らず。ちょっと足しました。
ふーん、売ってるんだ不老不死の薬・・・(違
ところで、このアイテムを作っている最中に「不老不死 薬」と、検索をかけてみたんですが、
なるほど(違