かっこよすぎる動物たち【Nautica】
Nanami氏の描く、幻想的な動物たちのカッコよさにシビれてしまい、タロットカードと画集を早々に購入。
タロットカードの画像も美しく「・・・なんとかして、いつも手元でどうどうと拝めるようにできないかな。」と思った末に考えたのが「手帳だ手帳!」という安易な考え。
あ、今年もほぼ日手帳使いました。
PVCレザーにデコパージュという選択
一昨年も「PVCレザーのブックカバーを、ガリガリにカスタマイズ」するというパターンで、作らせていただいて、大変使い勝手も良かったことから今年も同様に進めるにあたって
あのイカす絵柄を、どのように密着させるか?
というのを一生懸命考えた結果「デコパージュと、スタンピングリーフのあわせ技」となりました。
すぐ剥がれるという危険性もあると思いますが、記事を書いている時点で2ヶ月弱。まだ剥がれると行った傾向は見られません。また上からコーティング剤塗ればいいしね。
道具やらパーツやら
- PVCレザーのブックカバー
- デコパージュの元絵
- デコパージュ液
- 装飾用の金属パーツ
- バネホック
何でもありすぎ100円ショップ
デコパージュ液があるのは、まあ・・・なんとなく理解できるんですが。
バネホックと、その打ち具がセットって、相当じゃないかと思うのです・・・。
そのうちバネホック部分だけ売ったりすんのかしらん。買いますけど!
画集【Viator】表紙の狼様を使わせていただきました
当初はタロットカードから選ぼうと思っていましたが、画集の表示の狼のイケメンっぷりに惚れ込み、よしこのイケメンを手帳にして毎日持ち歩いちゃおうぜーという楽しい妄想と同時進行で「PVCレザー」のブックカバーを購入。
こちらのブックカバーのPVCレザーは、完全なフラットではなく「ちょっと凹凸がついている」ため、「アイロンの先端でグリグリやらないと、金箔が密着しない」ので、やけどにご注意!
スタンピングリーフの準備
まあ、コレに関しては他所様のパイオニアの面々がうまいこと解説をしてくださっているので、今更このブログで紹介するほどのものではないのですが。
「合皮にスタンピングリーフを貼り付ける」流れは・・・
- 「貼り付けたいデザイン部分」が残るよう、デザインした画像を白黒反転させ、コピー機で出力
- 出力した紙の上に、スタンピングリーフを乗せて、アイロンをかける
- つや消しスプレーを、本カバー全体に噴霧する
- その上から「貼り付けたいデザイン部分が残ったスタンピングリーフ」を重ね、アイロンをかける
このやり方は、蒸気婦人をはじめ多くの先駆者様たちが構築されているので、そのやり方を習ってます。いつも有益な情報ありがとうございます。
Asenaという狼とのことで、縁にその名前を入れ込んだデザインにしました。
デザイン制作ツールは、canvaを使用
もちろんイラレは持っているので、自力で頑張る選択肢もありますが、皆さん一度つかってみてください「canva」!
- ウェブ系・動画編集・DTP・プレゼンテーションなどなど、そのイラストやパーツ、テンプレートの豊富なこと豊富なこと
- 写真も豊富
- ウェブ上で完結
デザインパーツを検索する時に「合致したキーワード」を上手く見つけ出せば、デザイン作業がらくできるようになり、おかげさまで職場の重いパソコンでイラレを立ち上げる回数がめちゃくちゃ減りました。
デコパージュ部分を薄くする
さて、普通紙に該当の絵を出力したところ、紙の特性なのか、印刷機の特性なのか「厚み」を感じました。そのため「水に浸してふやかして、印刷の裏側の紙をこすって薄くする」という、デコパージュあるあるな作業をしています。
この時に、あるミスを犯してしまいます。詳しくは後述。
表紙側は「縁をかっこよくする」ため、燃やして縁取りしました。
スタンピングリーフの上からデコパージュ
スタンピングリーフが先がいいのか、後が良いのか・・・。実際に試して、かつ実用しないと分からない部分も多いでしょうが、自分は「最初にスタンピングリーフ、その上からデコパージュ(剥がれても全体をコーティングすりゃ良いのでは?と考えている)」という順番で作業をしています。
あとは、金属パーツで飾り付けて、ホックを打ち込みます。
ふやけて、サイズが変わることを想定してなかった
当初は正確に「直線で切った」つもりでしたが、デコパージュ時に「・・・あれ?なんだかずれるなこれ・・。」と思いながらそのまま作業。
翌々考えてみれば「ふやかして裏側をこすって薄くした」時に、ふやけてデコパージュする紙のサイズが変わっていたわけです。乾燥時に気が付かなかった!
公式でこういうの出ると良いなー良いなー
表紙側はこんな感じで。
裏表紙側はこんな塩梅です。
紐のしおりは、両面テープで雑につけています。
また、ほぼ日手帳本体だけだと、カバーの強度が落ちるので「厚紙」を挟み込んで使用しています。
この記事を書いている時点で、すでに2ヶ月以上経過していますが、自宅と職場運搬で「デコパージュ」が剥がれる気配はなく、無事使用できています。むしろ「装飾につかった金属パーツが引っかかる」ことのほうが問題ではありますが。
で、楽しく工作が終わり、イケメン狼と日常をおくれるぞーと思って、モデルになった狼についてより深く調べてたら・・・。
え?メスだったの?女子だったの狼様?!
いや、このご時世、性別をいちいち気にする必要ないよね女子でもイケメンって言ってもいいよねと、ろくに調べずにイケメンイケメン言ってて、作業を始めたその時の自分を殴りたい。