普段使いに「し直した」HERZ(ヘルツ)ガロンリュック
あまりこのブログでは、個人的に購入した物について書くことはなかったのですが「普段つかってるこのリュック、よく見たら結構スチームパンクな雰囲気じゃね?」と思うところあり、購入を迷っている方のネットのすみっこ情報の一つとして参考になればと思い、記事にしてみることにしました。
6年目のガロンリュック
これを購入したのは、まだ管理人が名古屋に生息したころですから、もう6年近く前になります。買った理由?そりゃ一目惚れに決まってるじゃないですか・・・。

初めてお店で背負った瞬間「ぐお、重い・・・いや、でもカッコいい。すいませんチョコを予約お願いします。」と、レザーと付き合う苦労も考えず、即予約してしまったことをよく覚えています。
いい感じに育ちました(と、自分では思っています)
管理人が購入したのはガロンリュックのチョコ。
その重たさに、なかなか日常使いとまでは行かないという状況で「たまに背負う」「ラナパーレザートリートメントを、たまに塗る」を繰り返し、ありがたく大きな破損などもなく、使い続けることができてます。

管理人主観による「ガロンリュックあるある」というか、ほぼ弱点のような気がしますが、
とにかく重い
何も入れてない状態で重量を計ったところ「2.2kg」ありました。
これ背負うってなんの苦行だろ。それとも亀仙流の修行か。
キュムキュムという音がする
背負っている時のほとんどで革と革が擦れる音がします。
そんなにうるさいわけではないですが、隠密任務には全く向いてないです。
金具の音が大きい
留め具の音も「カチャン」としっかりとした自己主張のいい音。
気になる方は気になるであろう音がします。
仕切りが無い
細かいものがガチャガチャするのが嫌であれば、バッグインバッグ必須です。
マチはあるが、硬い
本体が硬いので、変形物などの収納には一苦労します。
一眼カメラ入れている先駆者様達ってすごいなあ。
お手入れ必須
前述した「ラナパーレザートリートメント」を1ヶ月かそこら開けて、たまに塗るだけ。
そこまで面倒なお手入れということでもないです。
その日の天気を気にする必要がある
雨に弱いので「あーだめだ。今日はincaseのリュックにしよう。」という潔さが必要です。
6年たって、全体的な傷や劣化は、こんな感じになりました。

ストラップなどが付けられる、側面のベルトループ。ゴールドの金具とかたまらんなぁ。

外ポケットも頻繁に使いますんで、細かい傷だらけ。

メイン収納部の金具部分が、一番細かい傷が多いようです。普段は蓋を閉めっぱなしにしてますから、全く気になりませんが。

底鋲のおかげなのか、強靭な革を使っているのか、底面はそこまで傷がついていません。

裏地が付いていないので、弁当の汁が漏れたときに「ひえええ」と青ざめることはあります。
大人のランドセルを謳うだけあって、なかなかの積載量を誇ります。

金具も堅牢ですが、黒ずみは避けられませんね。
少しでも軽く使うために、ストラップを追加購入

ところで「リュックストラップ」にボタンで付いているベルトは「クッション付リュックストラップ用チェストベルト」と言い、付属品ではなく最近追加購入しています。

胸の前にベルトをつけることで「滑りやすいリュックストラップが固定される」ので、大分背負いやすくなりました。
少しでもガロンリュックを軽く背負いたい
自分自身も、ネット上の先駆者様の情報を見たり聞いたりして行き着いた「少しでもガロンリュックを軽く背負う方法」なんですが、
リュックストラップを「持ち手金具」に取り付ける
本来の取り付け位置は、こう。

それを、ガロンリュック上部の「かぶせ」に付いている「持ち手」の金具部分につけてしまいます。どうやらドラマでこのように使っていたとか、そうでないとか。

こうすることで、リュック本体と体が大分密着するので、背負うのが大分ラクになるのですが、自分はこの状態を「更にクロスさせて」背負っています。


この取り付け方ですと、ストラップが左右逆になるので「左右のストラップを意識して手に取らないと、リュックをささっと背負えない」現象が発生するので、背負い慣れに時間がかかるかもしれません。
ですが、本来ストラップをつける位置より、大分本体が背中に密着するので「軽くなったと錯覚」できているようです。
頑丈だからこそ、出来るイレギュラーな使い方

イレギュラーな使い方をしてしまっていますので、持ち手部分や金具部分の負荷がどれほどのものなのかは、全くわからないのですが「持ち手金具にクロスさせて装着」して使うようになってから半年、目立った劣化は無いと信じたいです。
冒頭に、普段使いに「し直した」と書いていますが、この「持ち手金具にクロスして装着」するようになってから、雨の日以外「普段遣いできるようになった」ように思います。
これも「元が頑丈にできている」からこその使い方、ラナパー塗って長く付き合っていきたいものです。
とはいえ、夏場は背負うのは、ちょっとお休みかな・・・。