見た目は魔導書、中身は実用手帳
ほぼ日手帳を、厨二病アイテムとして大改造
いい年した社会人ですが、手帳ぐらい好きにしたって・・・いや、これは賛否両論あるでしょうからこのくらいに。まず、魔導書っぽい雰囲気や、手帳自体の構造を参考にしたのが、厨二の同胞達なら一度は使いたい倒したいとおもっているであろう「ペーパーブランクス」。
素敵な手帳が多いのですが、残念ながら悪筆の自分が仕事で使い倒すには、ページ数が圧倒的に足らない!年に何冊使っちゃうんだーコストに見合わん!という素敵な高級仕様・・・。というわけで、手帳の選定からスタートです。
中身はほぼ日手帳です
選んだ手帳は、コレまた賛否両論が別れるであろう「ほぼ日手帳」。管理人の仕事に合うようで、一度使いだしてからずーっと使っております。
ほぼ日手帳の良し悪しは、多くのブロガー様達が書き連ねておられるのでそちらにおまかせするとして、最大の弱点は重さ。大きめのやつを以前使っておりましたがやはり重い!
ついに一番小さいサイズに昨年乗り換えました。
魔術書?呪われた本?・・・どちらにしてもいい響きだ
で、ほぼ日手帳を「魔法使いが持っていそうな魔術書」にできないかと作ってみたのがこちらです。
材料など
- 手帳本体(カバーなどついていないタイプ)
- ボール紙(100円ショップの色紙など)
- 強力両面テープ(紙が伸びにくい糊が用意できる方は、それのほうがコストがおさえられるかもしれません)
- シートタイプのマグネット(100円ショップでも、ポストによく入ってる水道屋さんの広告用のマグネットなどでも)
- 見返し紙用の紙(本体のサイズ以上×2枚)
- 表紙用の紙(本体を開いたサイズ以上+マグネットで閉じる部分で、結構必要になります)
- コーナー金具(東急ハンズやAmazonなどでも)
呪われた雰囲気の装飾を考える
管理人は占いの類はあまり興味がありませんが、美しいデザインなどが装丁されていれば話は別。以前デザインがあまりにも美しかった「タロットカード」を衝動買いし、何かに使えないかとずっと取ってあった物を引用させていただくことに。
管理人の好みに合ったデザイン「死神」を一枚選択、これを引用させていだだき「なんちゃって金装飾」を施すことを考えます。
スタンピングリーフを「あえて雑に」接着させる
(いつもお世話になっております)かの蒸気婦人はもとより、数多の工作野郎達の御用達「スタンピングリーフ」ですが、あえて「雑に接着させる」方法で「金装丁をかすれた感じ」に接着します。
「黒いトナー部分に金が張り付く=白い部分は残る」というルールに則って金をイラストの形に貼り付けるわけですが、今回はスタンピングリーフを「死神のカードをカラーコピーしたものに、あえて密着」させました。
この時、通常のスタンピングリーフのアイロン温度より高めに設定すると「熱でたわんでしまう」ため、より「かすれた状態」になるようです。
お世話になってます「紙の温度」
こちらのお店は、変わった紙が大量に販売されております。熱田神宮のついでに立ち寄る方も多いようですね。
ここで購入した「ベルベット状の紙」「マーブリングの紙」と「金装丁を施した死神のカードのカラーコピー」をコーヒーで汚して乾かします。
強力両面テープで接着していきます
手帳の大きさにカットしたボール紙を「強力両面テープ」でしっかり貼り付けた後、今度は見開きのページに、装飾用の紙を貼ります。
マグネットで「ぱたん」と閉じられるよう厚紙に「マグネットシート」を埋め込み
再び強力両面テープで貼り付けます。
折り返す部分の連結は、普通のマスキングテープでつなげてあります。(マグネットで「ぱたん」としなくても良い方は、この工程はありません)。
「死神カード」を表紙側に貼り付け、ベルベットの紙を「死神カード」が見えるようにカット。両面テープで完全に接着した後に「アクリル絵の具」「コーナー金具」で飾り付けておしまいです。
もっと禍々しさが出るといいなあ
金文字はアクリル絵の具の金色を「アルファベットのハンコ」に塗って、押し付けました。グーグル翻訳だのみでラテン語を入れてますが、これ文章合ってんのかな?
四隅の飾りは当初、画面に写っている「コウモリの飾り」を貼り付ける予定でしたが、想像以上にゴツく、重くなってしまいそうでしたので、コウモリにアクリル絵の具金色を塗って、押し付けたものです。
「コーヒーをぶっかけて、返り血や古さを表現」したつもりですが、あまり返り血っぽくなっていないのが残念・・・と同僚さんに言ったところ「そんなに血だらけだとしたら、この呪いの魔術書使っている魔法使いって、何人も死んでますよね。大して強くない魔導書なんじゃないですか?」いやはやごもっとも。