ご近所の100円ショップに「似たようなおもちゃ」が売っていれば、そんなに難しく考えることなく作れると思います。
スライムのおもちゃじゃなくても「駄菓子の水あめ」や「シャボン玉」でも、ユニークな形があればチャレンジする価値はありそうです。
スチームパンクイベントに出席するときの装備品
スチームパンクイベントに出席時の装備品、まだまだ自分のような若輩者は装備の数も少ないほうなのに「移動中に荷物として持ち歩くの、いやだなぁ」という邪な考えを持ってます。
ですので「折りたためるトップハット風の帽子」なんていう装備を考えたりするのですが。
一般的な持ち物に、装着できる装備を作ろう
「重いだの面倒だの言っているなら、イベントに参加しなけりゃ良かろうに」といったご意見はごもっとも・・・。それでもイベントには参加してみたいし、荷物は減らしておきたいものです。
こういった発想から、「普通のバッグ」に「ちょっとした装備」を付けることで、スチームパンクな雰囲気に持っていけないか?という試験的な工作にもなってます。
自分が装備したいイメージは、錬金術とか化学とか
今はインターネッツの隅っこで、画像を制作したり、ソースを書いたり、通販管理をしたり、グーグルアナリティクスとにらめっこしたり、ウェブ解析をしたり・・・と厨二病風に言うなら「電脳士」ですが、学生時代は試験管を撹拌している化学専門で、しばらくは食品工場で厨二病風に言うなら「錬金術士」として食いつないでいました(改めて書くと、僧侶から武闘家みたいな、変なジョブチェンジだなあ)。
錬金術士・化学者のニュアンスは大好物なため、試験管やビーカー、メスフラスコなど「化学実験道具風」な装備が作れたらと思い、まずは先駆者達の装備品を拝見しに行ったところ、
錬金術師は実験器具の並んだ工房に篭っているイメージが強いが、実際は錬金術の探求のために各地を旅する者もいたという。
黒の錬金術学会 【錬金術の試験管】より
そんな錬金術師はどんな物を持ち歩いていたんだろうか。
いやーやっぱり素晴らしい倉戸氏・・・。こちらを参考に「試験管っぽいなにかがないかなあ」と100円ショップを物色してみました。
そのまんま、試験管が売ってたよ
倉戸氏のように、安全面を考慮した「プラスチック」で試験管の演出ができないものか・・・と100円ショップを物色していたところ、スライムや水ボールのような「ゲルおもちゃ」が流行っているせいか、あっさりとまあ「プラスチックの試験管に入った、スライムのおもちゃ」を手に入れることに成功。
この試験管を用いて、装備品を作ることに。
フェイクレザーのリボンで、入れ物を作る
ビジュアルよし!蓋付きで管理性もよし!と、非常に塩梅がいいケースを見つけたことで、一気に工作のスピード感があがり、一気に仕上げてしまいました。
名古屋に生息していたときに、大塚屋さんで購入した「フェイクレザーテープ」という素材で、試験管の入れ物を作ります。
フェイクレザーで作られたリボン状素材なので
- 両面テープや工作用ボンドでも、接着が可能
- カラーやテープの幅も、ある程度選べる
このため「革工作はしてみたいけど、本皮のレザー工作は、ちょっと難しい・・・」と思っている方におすすめです。
カシメは飾りです 両面テープと接着剤で固定してあります
本革ですと、縫ったりカシメで留めたりと大変な作業になると思いますが、さすがはフェイクレザー。接着剤やら両面テープでも十分に形が整います。
試験管をフェイクレザーテープでくるみ、両面テープで一旦固定したあと、大体の形を微調整できたら、接着剤で固定するだけです。
写真ではカシメが打ってありますが、これはフェイクレザーテープの固定をあまり意識しておらず、単純に「飾り」で打ってます。
ベルトやストラップを通す「輪っか」も作りました。
本記事ではバッグにつけている写真のみですが「ウエストに巻くベルト」に通すことも可能です。
御御足に自信がある方なら「足」にベルトで巻いてみたり、「二の腕」に巻いてみたりするのも良いですね。
ストラップでバッグに装着する
「輪っか」にストラップを通し、ストラップのフックを「バッグの金具に付けて」装着します。
このストラップも試験管同様に「100円ショップで買ったキーホルダー」を用いており、100円ショップにも「金古美」の金具も増え、100円ショップにお世話になっている同胞さんたちも多いのだろうなあと妄想。
試験管は出し入れ可能、装備自体も取り外し可能!
バック自体はごくごく普通のシンプルなデザインなためバッグの中に装備品を放り込み、バックをバックとして「そのまま運搬可能」になったので、イベント参加が大分楽になりました・・・。
と、カッコつけて書いてみましたが「車掌さんのバッグ?」と聞かれている時点で、あんまり普通のデザインではないのかも。うぬう・・・。
試験管の中身は、イベントに合わせよう
さて、イベントによっては「コスプレ時に、血糊とか液体は使わないで!」といったルールがあることと思います。今回はおもちゃのスライムを入れたままの写真ですが、当然これも液体に含まれてしまいますよね。
どうぞ、参加されるイベントルールに合わせて「フェイクフラワーや、フェイクグリーンを入れる」「レジンを入れる(プラスチックの試験管だからUVレジンは難しいかも?)」「試験管に色を塗る」「LEDを入れる」「倉戸氏のように紙粘土でキノコを作って入れる」など、ここぞとばかりに妄想力や想像力を働かせて、思い思いの装備品にしてみてください。
なお、左側の試験管は「賞味期限が切れてしまった雑穀米と、フェイクグリーン」が入ってます。
フィールドワーカーが「指定の種と葉を回収」したってとこかな。
それとも戦闘時に使う「土からゴーレム召喚用の種子(サイバイマン方式)」かな。