携行用の真空管ライト(真空管風のペンダント)を自作した

雰囲気を楽しむアクセサリーです スチームパンク

やはり冒険に携行用ライトは必要ですよねえ(妄想)。素人工作なんかしないで「ワルモノ屋」さんの秀逸作品を買えばいいのでしょうが、自分でも作ってみたくなりました。

Xユーザーのワルモノ屋(@warumono762)さん
ウェブショップにて、真空管ペンダント・スチームパンク小物・革製品・ぬいぐるみ・ミリタリー・LARP物など、オリジナル商品を販売してます。 minne にてスチームパンク商品 BASEにてLARP・スチームパンク・ミリタリー商品を販売していま...

スチームパンカーの憧れアイテム 真空管をやっと手に入れた

伝説の蒸気船医、ヨゼフ太郎氏のフリマ(いやいや、フリーマーケットなんて言葉では、凄さは全く伝わらない・・・場所の雰囲気も素晴らしかったし、ほんとに一つ一つが目をみはるアイテムばかり。なんでもっと買っとかなかったかなあ。)で、ジャンクパーツの真空管を買わせていただきました。

ジャンクパーツの真空管

とてもきれいな真空管で「いつか真空管ペンダント作ろう作ろう」と心に決めたにもかかわらず、別の工作にうつつを抜かしていたり、丁度いいLED電球が見つからない・・・と、半年近く悶々としている中、今度は別のスチームパンクイベントに参加させていただくことになります。

蒸気・イン・グンマーランドに大遅刻参加 本当にすいませんでした

わー、北関東でもイベントがあるんだ!よし行くぞーと軽い気持ちで参加させていただいたのですが、なんと2時間以上遅刻。
にもかかわらず皆様暖かく迎えていただいただけじゃなく、畳アクセサリーまで頂いてしまい、ホント申し訳なかったです。

蒸気・イン・グンマーランド〜その伍〜 - TwiPla
出てこい地方のスチームパンカーよ!と、言うわけで、蒸気界隈1ゆるいイベント蒸気・イン・グンマーランド、第6回目の開催です前回はまさかの主催デジタル参加というゆるさ全開のイベント今回はまさかの日程調整ミ

この蒸気グンマーに参加したあと、なんとあの有名な「Alice Blanche(アリスブランシュ)」へ、店長Alice Labo氏自ら、みんなで向かおうという2次会に発展。

https://tsukamoto04.wixsite.com/alice

ファンタジーやスチームパンク、異世界好きな厨二病の同胞達なら「このお店に住みたい」となること間違いなしの、素敵なお店です。まさか当方が「スチームパンク工作を始めよう!」と心に決めて、スマホケースをつくるきっかけとなった大富豪Mac氏の工房も兼ねているとは!すごい!

憧れのスマホケースを拝めるとは。活動してみるものだなあ。

憧れの「Mac氏のスマホケース」を拝めるとは思っても見なかったです。大遅刻にめげずに、国境2つも超えて、大雨の中3時間以上運転していったかいがあったなあ・・・。

このとき、Alice Blancheで小さいLEDライトを購入

アリスブランシェ様は、海賊の武器、時間旅行者アイテム、魔法使いの本などなど、浮世を忘れさせてくれるアイテムだけではなく、工作野郎のツボにハマりそうなジャックパーツや金具、LEDライトも取り扱っておられます。ああまた行きたい。
販売しているパーツの中に「こういうサイズ探してたんだあああ!!」と、希望の大きさの「全長3cm程度の、小型LEDライト 」を発見。おそらくは、夜店などで売る風船に入れて光らせるパーツではないでしょうか。
スイッチはついていないので、光らせたい場合は「電池を都度入れる」スタイルです。

LEDライト
LEDライトを光らせた
LEDライトの中身

このLEDと、真空管を合体させ「真空管風のペンダント」を作ることにしました。

使った道具やパーツなど

  • ジャンクパーツの真空管
  • 小さいLEDライト
  • 真鍮線2ミリ
  • ライオンボード(薄いスポンジなどでも)
  • アクリル絵の具
  • 3M Scotchスーパー多用途2 接着剤
  • 革紐
  • ラジオペンチなど

真空管とLEDライトを接着剤で接着

LEDの大きさに合わせて真空管のピンを曲げ、真空管とLEDライトを接着します。
LEDのピンは、ちょうどLEDと接着剤を絡ませてくれる「足」になってくれたため、楽に接着することができました。

そのまま「豆電球のスクリューねじ込み部」のような外装をイメージし、LEDライトの本体に針金を巻きつけたまでは良かったんですが・・・。

苦労もなく、真空管とLEDライトは接着完了

真鍮線だから、炙って曲げればいいのに・・・

潜水艦に使われているようなライトをイメージし、真鍮線で周りを囲うデザインにするため、真鍮線をラジオペンチで曲げてパーツを作りました。
真鍮線ですから、おそらくはガスで炙ってまげればきれいに曲がるものでしょうに「ラジオペンチでとにかく曲げる」という、効率の悪い変形方法をとっているため、予想より歪んでいます。
この歪みがこのあとの接着効率を悪くさせる原因に・・・。

真鍮線がこの時点で歪んでるので、面倒なことに

真鍮線とLEDライト、くっつかない・・・

3Mの接着剤は万能だ、裏切られたことはないから今回もなんとかしてくれるさ、と見通し甘く「真鍮線をLEDライト本体部分に接着」を試みたところ、全然くっつかない自体に。
これは接着剤が悪いのではなく「真鍮線が歪んでおり、LED本体に沿っていないから」と判明。
ラジオペンチ2本と真鍮線と格闘を試みましたが、どうにも微調整が効かないため「いいや、LED本体にスポンジ噛ませて、真鍮線との隙間埋めちゃおう。塗装もそのほうが載りやすいだろ。」という安易な発想に。
このあとの作業は

  • 一度貼り付けた針金を剥がしてしまった
  • スポンジ代わりのライオンボードを、LED本体に巻いて接着
  • ライオンボードの上から真鍮線を貼り、接着剤やライオンボードは塗装してごまかす

という、遠回りな工作をしています

3Mの接着剤は、やっぱり優秀でした

スポンジ代わりのライオンボートが真鍮線との隙間を埋めてくれたため、真鍮線の歪みをものともせず、みっちり接着。無事形になりました。
そもそも、なんで金属同士がキレイに接着できると思っていたのか、その時の自分を殴りたい。今回もありがとう3Mの接着剤・・・。

ああああ真鍮線歪んでる
紐をつけたところ

真空管が本来光る部分は、お尻部分じゃないんですよね

雰囲気を楽しむアクセサリーです

実際に光っているものを見たことがないため、画像検索結果に頼らざるを得ないのですが、真空管が光る部分は「お尻部分」ではなく「管中央の精密機器の一部のみ」光るようです。
当初は「真空管のお尻部分をガラスカッターかなんかで切って、LEDを仕込んで」ぐらいの甘い考えでしたが、真空管のガラスがあまりにも強固で、そうそうに諦めました。まあ、雰囲気を楽しむアクセサリーということで。

もし当方がイベントで、この携行用ランプを装備してても、真鍮線の歪みはどうぞ見えない方針で・・・。

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