やはり冒険に携行用ライトは必要ですよねえ(妄想)。素人工作なんかしないで「ワルモノ屋」さんの秀逸作品を買えばいいのでしょうが、自分でも作ってみたくなりました。
スチームパンカーの憧れアイテム 真空管をやっと手に入れた
伝説の蒸気船医、ヨゼフ太郎氏のフリマ(いやいや、フリーマーケットなんて言葉では、凄さは全く伝わらない・・・場所の雰囲気も素晴らしかったし、ほんとに一つ一つが目をみはるアイテムばかり。なんでもっと買っとかなかったかなあ。)で、ジャンクパーツの真空管を買わせていただきました。
冒険者達の宿 始まります
ピエールカルダン、セリーヌなどのネクタイもあります#ルッソカフェ #MUTT pic.twitter.com/Q2YhB9CJiT— ヨゼフ太郎 盛装舞踏社交界9月開催 (@1214jack) January 27, 2019
とてもきれいな真空管で「いつか真空管ペンダント作ろう作ろう」と心に決めたにもかかわらず、別の工作にうつつを抜かしていたり、丁度いいLED電球が見つからない・・・と、半年近く悶々としている中、今度は別のスチームパンクイベントに参加させていただくことになります。
蒸気・イン・グンマーランドに大遅刻参加 本当にすいませんでした
わー、北関東でもイベントがあるんだ!よし行くぞーと軽い気持ちで参加させていただいたのですが、なんと2時間以上遅刻。
にもかかわらず皆様暖かく迎えていただいただけじゃなく、畳アクセサリーまで頂いてしまい、ホント申し訳なかったです。
この蒸気グンマーに参加したあと、なんとあの有名な「Alice Blanche(アリスブランシュ)」へ、店長Alice Labo氏自ら、みんなで向かおうという2次会に発展。
ファンタジーやスチームパンク、異世界好きな厨二病の同胞達なら「このお店に住みたい」となること間違いなしの、素敵なお店です。まさか当方が「スチームパンク工作を始めよう!」と心に決めて、スマホケースをつくるきっかけとなった大富豪Mac氏の工房も兼ねているとは!すごい!
憧れの「Mac氏のスマホケース」を拝めるとは思っても見なかったです。大遅刻にめげずに、国境2つも超えて、大雨の中3時間以上運転していったかいがあったなあ・・・。
このとき、Alice Blancheで小さいLEDライトを購入
アリスブランシェ様は、海賊の武器、時間旅行者アイテム、魔法使いの本などなど、浮世を忘れさせてくれるアイテムだけではなく、工作野郎のツボにハマりそうなジャックパーツや金具、LEDライトも取り扱っておられます。ああまた行きたい。
販売しているパーツの中に「こういうサイズ探してたんだあああ!!」と、希望の大きさの「全長3cm程度の、小型LEDライト 」を発見。おそらくは、夜店などで売る風船に入れて光らせるパーツではないでしょうか。
スイッチはついていないので、光らせたい場合は「電池を都度入れる」スタイルです。
このLEDと、真空管を合体させ「真空管風のペンダント」を作ることにしました。
使った道具やパーツなど
- ジャンクパーツの真空管
- 小さいLEDライト
- 真鍮線2ミリ
- ライオンボード(薄いスポンジなどでも)
- アクリル絵の具
- 3M Scotchスーパー多用途2 接着剤
- 革紐
- ラジオペンチなど
真空管とLEDライトを接着剤で接着
LEDの大きさに合わせて真空管のピンを曲げ、真空管とLEDライトを接着します。
LEDのピンは、ちょうどLEDと接着剤を絡ませてくれる「足」になってくれたため、楽に接着することができました。
そのまま「豆電球のスクリューねじ込み部」のような外装をイメージし、LEDライトの本体に針金を巻きつけたまでは良かったんですが・・・。
真鍮線だから、炙って曲げればいいのに・・・
潜水艦に使われているようなライトをイメージし、真鍮線で周りを囲うデザインにするため、真鍮線をラジオペンチで曲げてパーツを作りました。
真鍮線ですから、おそらくはガスで炙ってまげればきれいに曲がるものでしょうに「ラジオペンチでとにかく曲げる」という、効率の悪い変形方法をとっているため、予想より歪んでいます。
この歪みがこのあとの接着効率を悪くさせる原因に・・・。
真鍮線とLEDライト、くっつかない・・・
3Mの接着剤は万能だ、裏切られたことはないから今回もなんとかしてくれるさ、と見通し甘く「真鍮線をLEDライト本体部分に接着」を試みたところ、全然くっつかない自体に。
これは接着剤が悪いのではなく「真鍮線が歪んでおり、LED本体に沿っていないから」と判明。
ラジオペンチ2本と真鍮線と格闘を試みましたが、どうにも微調整が効かないため「いいや、LED本体にスポンジ噛ませて、真鍮線との隙間埋めちゃおう。塗装もそのほうが載りやすいだろ。」という安易な発想に。
このあとの作業は
- 一度貼り付けた針金を剥がしてしまった
- スポンジ代わりのライオンボードを、LED本体に巻いて接着
- ライオンボードの上から真鍮線を貼り、接着剤やライオンボードは塗装してごまかす
という、遠回りな工作をしています
3Mの接着剤は、やっぱり優秀でした
スポンジ代わりのライオンボートが真鍮線との隙間を埋めてくれたため、真鍮線の歪みをものともせず、みっちり接着。無事形になりました。
そもそも、なんで金属同士がキレイに接着できると思っていたのか、その時の自分を殴りたい。今回もありがとう3Mの接着剤・・・。
真空管が本来光る部分は、お尻部分じゃないんですよね
実際に光っているものを見たことがないため、画像検索結果に頼らざるを得ないのですが、真空管が光る部分は「お尻部分」ではなく「管中央の精密機器の一部のみ」光るようです。
当初は「真空管のお尻部分をガラスカッターかなんかで切って、LEDを仕込んで」ぐらいの甘い考えでしたが、真空管のガラスがあまりにも強固で、そうそうに諦めました。まあ、雰囲気を楽しむアクセサリーということで。
もし当方がイベントで、この携行用ランプを装備してても、真鍮線の歪みはどうぞ見えない方針で・・・。