作るきっかけは「ご近所のスタジオで撮影したい!その1」
以前から「真空管というか、ニキシー管というか・・・。ファンタジーかスチームパンクっぽい『アイドルというか、吟遊詩人を応援できるような、光るペンライト』が作れないかなー(吟遊詩人な方々がペンライトのようなチカチカするもので応援されたいかどうかは別として)。」という思いがあり、100円ショップで気になった「光り物」を買い漁るという行為を繰り返していたのですが・・・。
話題によく挙がっているこちらのソーラーライトを、以前ダイソーで購入。
このソーラーライト、(下記の特徴は販売時期によって、若干違うのかもしれませんが)
- スイッチオンオフでランプ点灯を制御できる
- 「ランプ上部のソーラーパネル」と「単3電池」の併用
- 光が「ゆらゆら」して見える
- 暗くなると自動点灯(明るい時に光らせたかったら、ソーラーパネル部分を覆ってしまえばいい)
と、色々工作してみたくなる利点が満載。
ただし真空管や、ニキシー管っぽいペットボトルなんてそうそう見当たらず、ちょうどいいガラスっぽい外装をなかなか見つけることができておらず、ほったらかしにしておりました。
そんな中、まさか御近所にこんな素敵な場所があったとはつゆ知らず。
なんてこったい!
毎日このスタジオの前を、朝通って稼ぎに行ってたのに、まったく知らなかった・・・。
実は、スタジオNano様で撮影するために、もう一つ小道具をこしらえていたのですが、それは次の記事に掲載予定です。
広い!最高の環境だよ!スタジオNano
撮影シチュエーションの豊富さは「#スタジオNano」で見れるレイヤーさんの写真で確認いただくのがてっとりばやいとして、ざっくり良さを挙げますと、
- とにかく広い!和風の雰囲気だけでなく、洋風の雰囲気まで網羅
- 撮影小物が盛りだくさん!撮影の良いアクセントに使えるはず
- 撮影器具のレンタル有りで、こだわりなければ重たい三脚を持ってこなくてもいいかも
- なんと「本物の蔵」で撮影可能で、インスピレーションあふれること間違いなし
- 更衣室はもちろん、休憩エリアもあるから、長時間の撮影にも耐えうるでしょう
なーんで、こんないいとこ見逃していたかねえ・・・。
ありがとうセリア!パイプ再販してくださああい!
以前、中途半端な仕上がりになってしまった「骸骨異形頭」で撮影したいと思い、ぜひとも蔵の中で撮影やってみたい!暗い雰囲気に合う小道具の一つでもこしらえねば・・・。
そこで、購入パーツ数が少なくなってしまったこちらのパーツと組み合せて「幻想世界のフィールドワーク用の、ランプ付きステッキ」を作る事を思いつきます。
セリアで出ていたインテリアパーツ。軽量で「なんちゃってパイプ」として使うのに最適で、過去作品でも大活躍してくれました。あああああ再販切望切望!!!
用いた部品や道具など
- セリアのインテリアパイプ
- ダイソーのソーラーライト
- ソーラーライトのカバーと同じ位のサイズのペットボトル
- 黒フェルト生地
- アクリル絵の具、半透明の塗料、グルーガン、接着剤など
- 切断用のヒートカッターなど
ソーラーライトとパイプの密着・塗装
ソーラーライトの「地面に差し込む軸」部分をとっぱらってしまい、L字パイプと完全に接着した後に塗装。
ソーラーライトも、パイプも「地色が黒い」ので、金や銀のアクリル絵の具を、とんとん叩きつけるだけで、エセ金属っぽい雰囲気に早変わり。
特にセリアのパイプは表面がつるつるしておらず、細かい凹凸が付いた表面に仕上げてあったので、毎回毎回塗装がラクできたのもいい思い出。ああ本当に良い部品だったなあ。
ソーラーライトは「ライト本体」「黒い網状カバー」「透明カバー」に分割可能だったので、透明カバー部分を差し替えます。
透明カバー部分は「真空管やニキシー管っぽい雰囲気」を模索していたときに「とりあえずソーラーライトの透明カバーとサイズが大体一緒でいい感じにハマるから、とっとくかあ・・・。」と保管していた380mlペットボトルをヒートカッターで切断。
その後、半透明のオレンジ塗料を内側に塗装して、ソーラーライトのカバーを古びた雰囲気に変えました。
バランスを考えて、接着して組み立てて終了
※撮影用に短くなってますが、実際は「もう一本長いジョイントが付いている長さの、なんちゃってステッキ」になってます。
写真ではわからない部分ですが、
- 明るい時でも光らせたいと思うので、ソーラーパネル部分を黒フェルト生地で覆っています(両面テープでざっと貼ってあるだけなので、光らせたいときは剥がすだけ。)
- ソーラーパネルの傘部分をヒートカッターで切断してスリムにしたつもりでしたけど、全体的なイメージからすると、あまり変化を感じられなかったです
スイッチオンオフで、こんな感じに
こちらは「ソーラーライトを光らせた」状態です。
もちろん本物のステッキとは違って強度も全然足りず、あくまでお遊びの道具ですが、持ち運び時にはパイプのジョイント部分がバラせて、小さくして運搬できますし、雰囲気よく仕上がったまでは良かったのですが・・・。
急用発生で、撮影中断・・・無念!
ヒャッホウ!このライトニングなステッキで、スタジオNanoの蔵の中を大冒険だ!!と息巻いて、撮影しに行ったのに・・・。
ガチ急用が発生し、蔵撮影が出来ませんでした。
「おお!暖炉付きの洋室とはハイカラな!」と、浮かれて時間を取られたのもありましたけど、本当にお礼もそこそこに出てしまいまして、その節はご迷惑をおかけしましたスタジオNanoのスタッフ様・・・。